武藤悦子のブログ

＜✨ルルドの泉✨＞ルルドという小さな村が聖地とされるようになったのは、貧しい家庭に生まれた14歳の少女ベルナデットの前に聖母マリアが出現し、奇蹟が起きたことがきっかけとされています。
　
ルルドは、ガーヴ・ド・ポー川が流れるのどかな小さな村で、たくさんの水車小屋があります。
人口4,000人ほどのピレネー山麓の小さな村が聖地となったのは19世紀のこと。
村の水車小屋の一つには、フランソワとルイーズのスビルー夫妻が4人の子供たちと一緒に住んでいました。
長女の名前はマリー・ベルナルドで、ベルナデットと呼ばれています。
1858年2月11日、ベルナデットと妹のトワネットと友人のジャンヌ・アバディは、ガーヴ・ド・ポー川のほとりにあるマサビエルと呼ばれる洞窟に薪を拾いに行きました。
　
トワネットとジャンヌが薪を拾っている間、ベルナデットは、風が吹いたような音を聞き、彼女は思わず顔を上げ、マサビエル洞窟の岩のくぼみの中に、白い衣装を着た婦人、聖母マリアを見ます。
これが最初の聖母出現です。
　
その後18回にわたって聖母マリアはベルナデットの前に出現します。
9回目の出現のとき、聖母マリアのお 告げによってベルナデットが地面に手を触れました。
するとそこから泉が湧き出し、その水を飲んだ人は病気が治るという奇蹟が起こりました。
その話はまたたく間にフランス中に広が り、ヨーロッパ各地から奇蹟を求める人々が訪れるようになったのです。
　
洞窟の上には聖堂が建てられ、聖域となりました。
今では、いくつもの聖堂があり、その中のひとつは2万5,000人を収容してミサを行うことができる世界で3番目に大きな聖堂です。
その、船底をイメージした聖ピオ10世地下聖堂の野外広場では水曜と日曜に朝のミサが、毎日、午後9時15 分から夜のミサが行われます。
奇蹟の洞窟 Grotte miraculeuse 周辺は常にたくさんの人々が列をなしていますが、車椅子やストレッチャーに乗せられた人は優先的に進むことができます。
洞窟の奥に建てられた白いマリア像の左下には、湧き続ける泉があり、熱心に祈りを捧げている人がいます。
泉の水は、水汲み場の水道から自由に汲むことができ、ボトルに詰めて持ち帰る人もたくさんいます。
　
ルルドの町には、象徴的な意味をもつものがいくつかあります。
・浄化のシンボルである水（毎年10,000㎥が消費され、発送されています）。
・（マサビエル洞窟の）岩：私たちが身を寄せることができる信仰の岩。
・信仰と希望の象徴である光：大ロウソクと松明の行進（4月から10月までの間毎晩夜9時から行われます）
このようなシンボルに触れ、奇跡を求める人々が、ひきもきらずルルドに足を運びます。
―フランス観光公式サイトより
　
６月２４日（土）～７月１日（土）フランススピリチュアルツアー♥「失われたブルーを探して～イエロー（怖れ）を超えてブルー（やすらぎ）を〜聖なる女神に出会う旅」♥ルルドの泉などさまさまな聖地や世界遺産、史跡などを専門家のガイドとともに少人数のグループで巡ります。
http://divalight.jp/special/detail/id/333
　
ルルドの泉、聖母マリアとマグダラのマリアや女神イシス、カタリ派の聖地を訪ね、
癒しと浄化もテーマのとてもすばらしい旅になりそうです。
　
フランス語が話せないとかなり大変なフランスですがご安心ください。
フランス在住のKyokoさんが同行いたします。
彼女が住んでいる南西フランスの地元の人しか知らない特別な場所に連れて行ってもらいます。
　
さらに「ダヴィンチコード」の元本にもなった本の著者ティム・ウォレス氏に直接聖地を案内していただける特別な機会もご用意しています。
　
ティムさんはナショナルジオグラフィックなどテレビ出演も多数されており、かのグラハム・ハンコックとも親交の深い方です。
テンプル騎士団や聖杯伝説、トルバドゥール（吟遊詩人）、タロットや錬金術などのお話もたくさんしていただく予定です。