ここまで書いたら、
ゴールデン・グローブ賞のことを書かないわけにはいかないでしょう(笑)
ゴールデングローブはアカデミー賞の前哨戦と言われ、
1月に授賞式が行われました。
特色はテレビ部門と映画部門があることと、
ドラマ部門とミュージカルコメディ部門に分かれているところです。
アカデミー賞のほうはさすがにアカデミーというだけあって、
アカデミックな感じというかちょっと硬い感じなのですが、
ゴールデングローブのほうは授賞式も
丸テーブルを囲みながら会食スタイルでちょっとカジュアルな感じです。
1月にAXN(CS)にて放送されましたが、
見ていて一番よかったのは、
テレビの部 助演男優賞を
「グリー」のカート役のクリス・コルファーが取った時のスピーチです。
感動しました!
「たった今、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアの間に
心臓を落としてきちゃったみたい。
見つけた方がいたら僕のところまで返してね。」
そんなふうに始まった彼のスピーチは、
お世話になった人たちやスタッフやキャストを讃え、
感謝の気持ちを捧げたあとに、
涙をこらえながら、スピーチをこう締めくくったのです。
「いちばん大事なことは、
僕たちの番組を見てくれているすばらしい子どもたち
学校でいじめられている子どもたちを、
僕らの番組はずっと讃えつづけてきたことです。
自分が自分であることを否定され
いじめに遭ってるみんな 負けるな★」
これはいじめられている子供たちに、
「自分は自分らしくていいのだ、
自分自身であり続けることで、偉大なことができるのだ」と、
そして
「これはその証なのだ」とクリスは言いたかったのだ思います。
クリスはカート役で
いじめにあうグリー(合唱部)のゲイの男の子を演じています。
実際にクリスもまたゲイのために
学校では頻繁にいじめにあっていたそうです。
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私は今までブログに
ジョニー・ウィアー、
アダム・ランバート、
クリス・コルファーのことを書いてきました。
ゲイという共通点はありますが、ゲイだから好きというのではなく、
彼らはそれぞれ本当に才能があり、人間として魅力的なのです。
ある意味彼らたちは男性性と女性性のバランスが取れているのかもしれませんね。
21世紀なのですから、
宗教や肌の色や
性的志向などによる差別をするのはやめてほしいなとつくづく思います。
新しい時代は「アクエリアスの時代ー自由な時代」です。
早く私たちの意識が高まって、
「ありのままの自分でOKなんだ」と
みんなが思える時代になることを祈っています。