武藤悦子のブログ

Over The Rainbow

ホワイト&クリア

みなさん、暑い日が続きますがお元気ですか?
武藤悦子です。
きらきらと輝くまぶしい光の日々の夏のはじまりですね!


<JOYくんレポート>
今月もまずはジョイくんのことからです。
ジョイは、暑さにもめげずにがんばっています!


ジョイはヒマラヤンなので、目は青く、身体はこげ茶色がかったベージュで、
シールポイントと言って、耳と鼻と手足の先はこげ茶色です。
高齢のせいで、最近とみに身体の色が白に変わってきています。
その白さは透明にも見えるほどで、神々しさというのか、
なにかもうこの世的なものを超えているようにも感じます。


ホワイト&クリアは穢れのない神聖さ、純粋無垢さを表す色です。
私たちがこの状態になるためには、
たくさんのものを手放していく必要があるかもしれませんね。


<ホワイト&クリア>
ホワイト&クリアはきらきらと輝くまぶしい光の色で、虹の七色にわけられます。
すべての色を含むクリアは、ある意味完全な色と言えるでしょう。
私たちはヒューマン。ヒューは色、マンは人間という意味があります。
すべての色のエネルギーをこの人生で表すことができるのです。


クリアは私たちを純化、浄化し、ピュアにしてくれます。
カルマの消滅のサポートをし、明晰性を与えます。


無意識に光をあて、意識的に生きることをサポートしてくれます。
闇に光が当たれば、見えなかったものが見えてきます。
自分自身に光を当てることにより、過去のパターンや行い、
様々な思いや感情などが見えてきます。
そこから、気づきが生まれ、それを手放し、超えていけるようになります。
気づきがあるからこそ、私たちは変化し、成長することができるのです。
新しい自分に出会うことができるのです。


時にクリアはパール(真珠)に例えられます。
貝に不純物が入り、貝は苦しみ、分泌液を出し、それがパールを創るのです。
苦しんだことは決して無駄なことではなく、やがて美しいパールを生み出します。
何か美しいものを結晶化させるためのプロセスに過ぎないのです。
だから、クリアには「苦しみ」と「苦しみの理解」という意味があるのです。


また、クリアには「流されなかった過去の涙の井戸」という意味もあります。
泣くことは強力なヒーリングです。
泣きたいときに泣かなかった涙は、どこかへ消えてなくなるのではなく、
内側にずっとたまっていってしまいます。
涙として過去を解放すれば、軽やかな気持ちになり、新たにスタートできますね。


たまったものを解放、デトックスするには、
泣くことと同様に汗を流すことも有効ですね。
お風呂に入ったり、スポーツをしたり。
私たちの身体の70~80パーセントは水分です。
ネガティヴな思考や感情は、私たちの内側の水に影響を与えます。
まるで沼のようになってしまいます。
だから、時には泣いたり、汗をかいたり、内面のお掃除もしましょう。


<スポーツ観戦>
話は変わりますが、
私がよく(テレビで)見るスポーツは、冬はフィギュアスケートです。
スポーツという形を通して、美を表現するものだから、まさにアートですね。
そこに惹かれます。


夏はテニスをよく見ます。
伝統と格式を重んじ、品のある優雅な面と身体だけではなく、
内面(精神面、感情面)の強さが問われる過酷な面のある競技です。


テニスには時間制限も引き分けもないのです。


最近は全仏オープンテニス、ウインブルドンテニスと続けてみました。
私の注目は男子の試合で
世界ランキング2位の新鋭ラファエル・ナダル(スペイン)と
世界ランキング1位の絶対王者ロジャー・フェデラー(スイス)の対戦でした。
全仏では得意の赤土のコートでナダルの圧勝。
ウインブルドンの決勝でもふたりは対戦し、
史上最長の試合時間の死闘を制したのはナダルでした。
本当に見ごたえのある試合でした。(私は衛星生中継で徹夜して見ました!)


そしていつも感動するのが、
決勝戦の直後に行われる優勝者と準優勝者のスピーチです。


両者共、第一声はまず、相手を称えます。
どんなにすばらしい選手であるか、ということを。
まさにこれがスポーツマンスピリットなのでしょう。
世界のトップになるためには、どれだけのことをしてきたのか、
まさに血のにじむ努力をしてきたはず、
そこにすべてのエネルギーをかけてきたのでしょう。
練習をしなければ、上達もしないし、結果もでないでしょう。
しかし、力を尽くしたのに、負けてしまった。
当然、悔しさがあるはずです。
そういう気持ちがなければアスリートにはなれないはずです。
敗者はその直後に、相手を称える。
自分の低い感情、エゴを超え、相手に祝福と敬意を送る。
勝者もまた相手を称え、敬意を払い、感謝する。
すばらしいですね。大人です!
ある意味スピリチュアルともいえますね。
まさに貴族のスポーツです。


試合でも自分の感情に振り回されている人/時は勝てません。
自分の感情を超え、強い気持ちとポジティヴさ、
冷静さと落ち着きを持った人が勝っていきます。
テニス選手は、テニスを通じて、こうして魂を磨き、向上、成長していくのですね。
同様にすべての人は、自分の人生の中で、
日々、向上、成長しているのです。


オーラソーマでは競争にも2種類あると考えます。
それはポジティヴな競争とネガティヴな競争です。
ポジティヴな競争はお互いを進歩、成長させるような競争。
ライヴァルがいるからこそ、自分も伸びる、共に高めあう、切磋琢磨するやり方。
ネガティヴな競争は、相手を破壊したい、だめにしたいと願うような競争。


ナダルとフェデラーの関係はまさにこのポジティヴな競争ですね!
今後がますます楽しみです。


ちなみに競争のエネルギーを色で表すならば、レッドです。
その激しいエネルギーは私たちの選び方、使い方によって、
ポジティヴにもネガティヴにもすることができるのです。
どうせなら、ポジティヴなあり方を選択したいですね!


ところで、ウインブルドンはイギリスで行われます。
そこでは選手は必ず白いユニフォーム(最近の女子はコスチューム化していますが…!)を
身につけるきまりになっています。
神聖で純粋で真摯な感じを表しているのでしょうか。
伝統と格式を重んじるイギリスならでは、です。


オーラソーマのようですね!オーラソーマもイギリス生まれで、
私たちオーラソーマティーチャーやプラクティショナーも
コースやコンサルテーションの時には必ず白い服を着るきまりになっています。
それは私たちがクライアントの方を写す鏡であるということ、
ピュアで中立であることなどの意味があるからです。


<しあわせの青い鳥>
以前に住んでいたセドナの家には、いつも青い鳥が来ていました。私はのんびりとその青い鳥を眺めるのが大好きでした。
セドナは空がとっても青いから、鳥もまた青。
自然界で青い生き物は鳥と魚だけなんです。
海もまた青だから。


ちなみにセドナではハミングバード(ハチドリ)も来ていました。ハミングバードはお花の蜜を吸って生きています。
シロップを入れる容器やシロップなども普通に売っていて
家の外につるしておくと、上手にシロップを飲んでいましたよ。ハミングバードはきれいなグリーンやピーコック色をしていました。
植物の色だからなんでしょうね。


私の今住んでいる家は都内にもかかわらず、竹林に面しています。
そこへも青い鳥が毎日やってきます。
とってもきれいな青い色をして、見ているととても癒されます。


ブルーは平和、やすらぎの色。
ブルーヘヴン ― 天国の色。
神、グレートスピリット、イグジスタンス、源、大いなるものなど
呼び方は様々ですが、私たちよりも上にある大きなもの、神聖なるものを表します。


ブルーは父なる空の色。
聖母マリアさまの色。マリアさまはいつもブルーの衣を着ています。
天はまさにおとうさんとおかあさんのように
いつでも私たちを護り、育み、慈しんでくれています。
そう、だからいつでも大丈夫なんです。


私たちにとって必要なことだけが起こり、
必要のないことは起こらず、
そのタイミングはいつもベストなのです。


だからそんなに心配したり、あわてたり、悩んだり、あせったりしなくて大丈夫。
すべてはうまくいっています。
天の保護を信頼しましょう。
信頼した時に、こころが安らかになります。


やすらぎが深まれば深まるほど、
内側が純粋になり、平和のエネルギーに満たされていきます。
すると悩みや心配、恐れや混乱などにエネルギーを使うことが少なくなり、
本当の自分が求めていること、
魂が選択してきたこと、やるべきことに
もっともっとエネルギーをかけることができるようになるのです。


青い鳥といえば、チルチルミチルの話が思い出されます。
チルチルとミチルは、しあわせというものは、
自分が気づかないだけでごく身近に潜んでいるものだということ、
そして自分のためだけでなく、他人のために求めるとき、
それは、はかりしれなく大きくなることを知ったのです。


しあわせというのは、心がやすらいでいる状態なのかもしれませんね。
そしてそれは実は内側にあるのです。
大切なものはすべて、内側にあるのです。


しあわせをわかちあっていきましょう。
わかちあった時に、それは何倍にもなるのです。
自分がやすらいでいれば、自然とそれは起こります。


<茶色>
オーラソーマには茶色はありませんが、
私はアーシィ(earthy)な色、茶色も好きです。


大地の色と同じ茶色の動物たちが大好きです。
大地の上で生きる動物たちはグラウンディングしています。
自然のリズムで、ナチュラルに生きることの大切さを教えてくれます。


セドナの家にも、リスがいつも来ていました!
時には鹿やコヨーテ、スカンク、いのししまでもが!!


茶色い鳥、すずめはどこにでもいるありふれた小鳥ですが、私は大好き!
すずめは当たり前のことが大切であることを教えてくれる存在です。


あたりまえの日々を、小さなことを楽しみましょう。
大地にしっかりと足をつけて、
天にしっかりと手を差し伸べて、
この地球に生きる、自然に生きる喜びを味わいましょう!


See you again!!


LOVE&LIGHT


2008年7月17日(木)


武藤悦子

 |  2008 年 7 月 17 日 |  記事のURL |  カテゴリー: 武藤悦子のブログ | 

プロフィール

武藤悦子
ハートと癒しのスクール(有)ディヴァ・ライト代表
英国オーラソーマ社公認ティーチャー&カラーケアコンサルタント
セラピスト養成ティーチャー
ブリッジコース教授資格を持つ世界で5人のオーラソーマティーチャーのひとり。
日本のオーラソーマ界をリードする草分け。
各種セラピーに精通し、セラピストとしても二十年以上のキャリアを持つ。
女神や天使、カラーやクリスタル、リヴィングエナジーフードなどさまざまなオリジナルセミナーを開催。
セッションやセミナーの受講者は5千人を超え、著名人にもファンが多い。
「オーラソーマパーフェクトガイド」他、多数の著書や雑誌掲載あり、海外で翻訳出版されるなどインターナショナルに活躍中。
たしかな知識と洞察と愛ある内容で多くの信頼を得ている。

>> DivaLight Official HP

過去の記事

© Copyright 2002-2009 Diva Light Co.