20日は春分の日でしたね。春分の日は、自然をたたえ、生物をいつくしむ日と言われています。とてもエネルギーの強い日だったので、何か感じた方もいたのでは?
アストロロジーの世界では、春分の日は新年と考えられており、新しい1年が始まりました。
今日東京では桜の開花宣言がされました!冬が終わり、いよいよ春がやってきます。
何かが終わり、何かが始まる時期。
さよならを言う機会が多い、3月ですが、さよならの意味、語源ってご存知ですか?
「さようなら」とは、「そうなら」「そうならば」ということで「それでは」「では」「じゃあ」などと同じで、それまでの話を打ち切り、話題を変えるときに使います。
「じゃあそういうことならば」「じゃあそういうことで」というニュアンスですね。
「それでは、これで失礼します」とか「さようなら(ば)、明日会いましょう」などを全部言わずに、初めの部分のみで以降の言葉を省略したものです。
次第に後の言葉が省略され、お別れの挨拶になったようです。
そのあとにどんな言葉を伝えたいのか、その微妙なニュアンスを汲み取り、察する…。
その雰囲気、間がなんとも言えず、美しいです。
ものごとをはっきり言わない、「察しの文化」を持つ日本らしいですね。
また、アン・モロー・リンドバーグは、著書においてこのようにも著しています。
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「サヨナラ」を文字どおりに訳すと、
「そうならなければならないなら」という意味だという。
これまでに耳にした別れの言葉のうちで、
このようにうつくしい言葉をわたしは知らない。
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とてもすてきなとらえ方ですね。
逢うは別れの始まりという言葉があるように、出会いがあれば、別れもあります。
また、死と再生は同じように、何かが終われば、何かが始まるのです。
別れを惜しみつつも新しいものごとにオープンになることも必要です。
3月は別れのせつなさと希望の甘さを感じるなんともいえない感覚を感じる季節ですね。
早春の雨の日に・・