昼と夜の長さがほぼ等しくなる秋分の日。
「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ」日とされているのだそうです。
彼岸の中日で「寒さ暑さも彼岸まで」の言葉ように、しのぎやすくなる時期でもありますね☆彡
彼岸はもともと仏教用語で、現世と来世の境を川にたとえ、迷いや煩悩の多い現世を川のこちら側を「此岸(しがん)」、悟りの境地である来世を川の向こう側を「彼岸」と呼びます。
その「彼岸」へ到達するために、秋分の日を中日とする前後7日間は、
六波羅蜜という修行に励みましょうという意味があるのだそうです。
お彼岸には太陽が真西に沈みます。
西の彼方は「西方浄土」といわれ、仏様がいる極楽浄土の世界があるとされています。
秋分の日には太陽が真西に沈むので、
極楽浄土の場所がよくわかり、その方向に向かって念仏を唱え、
阿弥陀仏を礼拝するのにふさわしいともされていたようです。
また昼夜の時間が等しくなるので、仏教で重んじられている「中道」の教えにかなう、などと考えられてきました。
お釈迦様は悟りを得るために厳しい修行をしましたが、
どんなに激しい難行苦行をしても悟りは開けなかったため「中道」に目覚めたそうです。
「苦」「楽」のふたつを「ニ受」といい「有る」「無い」を「二辺」といい、
そのどちらにも囚われない、偏らない立場を中道といいます。
以下が六波羅蜜です。
布施
財施(財を施す)、法施(真理を教える)、無畏施(恐怖を取り除き安心を与える)など、見返りを求めずに施す。
持戒
ルールを守る。
忍辱
苦しさや困難に耐える。
精進
最善をつくして努力する。
禅定
心を落ち着ける。
智慧
真実を見抜く力を身につける。
忙しい日常生活の中、秋分の日の前後は、六波羅蜜に意識を向け、自分という存在の起源である先祖を敬いましょう。
自分自身を見つめ、バランスを取る機会にしましょう。
オーラソーマのボトルはイクイリブリアムといい、バランスと同じ意味を持つので、きっとサポートになるでしょう。
この機会にボトルを塗って、ワークしてみませんか?