今日は夏至の日★
夏至は昼が最も長くなり、太陽の力が最も強くなる日で
「太陽の誕生日」と言われています。
イギリスでは「夏至の日（ミッドサマー）には
魔女や妖精、精霊などが姿を現し、森の中でダンスをする日。
水や草花が呪力を持つ日」とも言われています。
ミッドサマーという言い方をしますが、真夏ではなく夏至の日を指します。
それまで暗かった森の中に美しい太陽の光が差し込み、
夏の花々が一斉に咲き誇る、
一番美しい季節とされています。
ちなみにシェイクスピアの『真夏の夜の夢』は、
この日の夜に妖精たちが繰り広げる物語ですので、
現在では『夏の夜の夢』という題が一般的になりました。
古くからヨーロッパ各地では「夏至祭」がおこなわれ、
そこではヨハネの英語名である聖ジョンの
オトギリ草という花や、バラを使った恋占いをしていたそうです。
この日の占いや呪文は強大な力を持つと考えられていました。
また、水浴びや舟遊びなども行われたことから、
キリスト教では洗礼者ヨハネに結び付けて、
夏至を聖ヨハネ祭としてお祝いするのだそうです。
この夜取られた植物は「ヨハネの草花」と呼ばれ
魔力を持ち、人々を災難から守るとされていたので、
薬草摘みも盛んに行われたそうです。
妖精たちは普段は人間に見られることをいやがるのですが、
この夏至の日は妖精が人間界に近づく日であり、
特に真夜中、夕暮れ、夜明け、影の消える正午に
妖精は姿を現しやすいのだと言われています。
オリーヴオイル、バラの花びら、
マリーゴールドで作った薬をまぶたに塗ったり、
四つ葉のクローバーを頭にのせると妖精が見える、という
おまじないもあるのだそうです。
この夜に見た夢は叶うと言われており、
恋人たちは枕の下に小さな花束を入れて眠りにつくのだそうです。
こんなにたくさんのすてきな伝説がある夏至の日ですが、
ほかにもフィリップ・カラハン氏による以下のような説があります。
それによると、
夏至の日の出の数分間のみ、
7.6～8ヘルツという特別な周波数がキャッチされるのだそうです。
この7.6～8ヘルツ という周波数は
深い瞑想のときに出るα波と同じものであり、
クリスタルもこの波動で成長しているのだそうです。
夏至の日の出が奏でる特別なヴァイブレーションは、
私たちを本来のあるべき音にアチューメント（調律）してくれるのかもしれませんね。
特に、今年の夏至の日は、
本当の自分らしく生きるための大きなサポートのエネルギーがやってくる
シフトの日でもあるのです。
今、世の中も私たちの意識も大きな変化のときを迎えています。
瞑想することにより、内側とつながり、
本当の想い～内なる声（音、ヴァイブレーション）を
聞くことが出来るでしょう。
そして輝く太陽の光によって、
内側になる光が照らしだされることでしょう。
みんなが自分の音で生きるようになってくれば、
それにより共鳴が起こり、
やがていつかはこの地球に生きるみんなが
すばらしいハーモニー（調和）を奏でることができるようになるでしょう。
それを祈らずにはいられません。
祈りましょう。
瞑想しましょう。
今日のこの夏至の日に☆
