ビートルズの曲で有名な「Let it be 」
文法上は「あるがままにしておきなさい」という意味ですが、
もともとは聖書からの引用で、
マリアさまが、大天使ガブリエルに言った言葉からきています。
it は神さまを表し、
「御心のままになされますように」
「神のご意志を受け入れます」という意味になるのだそうです。
またポール・マッカートニーが子供時代に亡くなったお母さんの名前がMaryで、
ポールが悩んでいる時に、
お母さんが夢に出てきたことを歌にしたのだとも言われています。
夢に出てきたお母さんが
「なすがままに受け入れなさい」と勇気づけた歌とも解釈できます。
・'°:*:・'。.:*:・'°:*:・'。.:*:・'°:*:・'。.:*:・'°:*:・'。.:*:・'°:*:
私たちが悩むときの多くは、
自分自身や周りの人や、自分の人生に起こったことなどを
受け入れることができないから、ですよね。
もしも受け入れることができれば、
悩むことも苦しむこともなくなるのです。
葛藤が苦しみを生むのです。
Let it be......
物事をあるがままにしておきましょう。
あるがままにまかせていくのです。
人事を尽くして天命を待つ。
できることを、できるときにできるだけ行い、
あとは天におまかせしましょう。
天は本当に必要なものを与えてくれ、
必要でないものは与えられません。
本当にそうなるべきことはなるでしょうし、
ならないということは、今ある物事が必要だということ。
あるいは、そのときは時期じゃないのかもしれません
とてもシンプルです。
それに関しては、いいもわるいもありません。
ほしいものをほしいときにほしいだけほしい!と望むのが私たちのマインドですが、
ほしいものがいつも与えられるとは限らないのです。
いずれにしても、
Let it be......
あるがままに任せていけば、
こころやすらかに生きていくことができるのです。