2月に亡くなったホイットニー・ヒューストンの死因が今日、わかったそうです。
コカインと心臓疾患による溺死、とのこと…。
世紀の歌姫の死としてはあまりにも哀しすぎるものです…。
彼女が出演した映画「ボディガード」で競演した俳優のケヴィン・コスナーが
ホイットニーの葬儀に参列し、こんなふうに語ったそうです。
「あれだけの成功や世界的な名声にもかかわらず、僕の知っていたホイットニーは、“私は十分に上手なのかしら?十分な美貌があるのかしら?気に入ってもらえるかしら?”と疑問に思っていたのだ。
それこそが彼女をあれだけ素晴らしい存在にし、
そして最終的につまずかせてしまうことになる重荷だった」
そして最後にケヴィン・コスナーはこう結んだそうです。
「ホイットニー、さあ行けよ、行くんだ。大勢の天使に導かれて父なる神の元へ。
彼の前で歌うときは心配しないで-君は十分に上手なんだから」
私はこのエピソードを読んだときに、
ゴールド&ピンク/コーラルのテーマを感じずにはいられませんでした。
あれほどの才能があり、世界的に認められて、みんなに愛されていたにも関わらず、
自分がその才能と魅力に気づけず、自信を持てなかったなんて…。
ゴールドは自己価値を見出し、自己尊重すること。
そして中毒のテーマもあります。
ピンクは自己受容と愛のテーマです。
コーラルはピンクとゴールドが合わさった色で
自分を愛することを学ぶことにより、
報われない愛のテーマを超えていくことをサポートする色です。
彼女の死を通して、多くのことに改めて気づかされました。
自分のよさ、すばらしさを知り、表現することの大切さもそのひとつです。
人の才能-ギフトは天からの贈り物です。
才能を表現することは、神さまの世界-神聖さの表現なのです。
彼女の歌声に世界中の人が、
聖なるエネルギーを感じたのだと思います。
そもそも音楽というものは神聖な世界を表現するためのものなのです。
また、人はその人として存在するだけで愛されるのだということも。
彼女が薬物中毒で苦しんでいたことも含めて、
多くの人はただ彼女を愛していたのだと思います。
人は亡くなったときに、そのことに気づくことが多いものですが、
生きているときにそのことに気づけたら、
人生は変わってくるのではないでしょうか。
ホイットニーもボディを離れて、
自分のお葬式やまわりの人たち、世界中の人々を上空から眺めたときに
そのことに気づいたのではないでしょうか。
「自分はこんなにも多くの人に愛されていた」ということに。
ホイットニー、どうぞやすらかに。
愛と光を送ります。