私はよしもとばななさんの大ファンです★
ばななさんがデビューしたときからの筋金入りの!!
新刊「スウィート ヒアアフター(幻冬舎・刊)」を
昨年末頃、ばななさんから送っていただいていました。
落ち着いて読みたかったので、急いで読まずに大事にとっておきました。
いつもばななさんの本はそうするのです。
先日、ふと今日読みたいなと感じて、いっきに読みました!(いつもいっきに読んでしまいます!)
☆内容 アマゾンより☆
――ある日、小夜子を襲った自動車事故。同乗していた恋人は亡くなり、自身はお腹に鉄の棒が刺さりながらも死の淵から生還するが、それを機に小夜子には、なぜか人には視えないものたちが見えるようになってしまった。行きつけのバーに行くと、いつもカウンターの端にいる髪の長い女性に気付いたり、取り壊し寸前のアパート「かなやま荘」の前を通ると、二階の角部屋でにこにこと楽しそうにしている小柄な女性がいたり……。その「かなやま荘」の前で出会った一人の青年・アタルと言葉を交わすうちに、小夜子の中で止まっていた時間がゆっくりと動き始める。事故で喪ってしまった最愛の人。元通りにならない傷を残した頭と体。そして、戻ってこない自分の魂。それでも、小夜子は生き続ける。命の輝きが、残酷で平等な世界の中で光を増していく。今、生きていること。その畏れと歓びを描き切った渾身の書き下ろし。
「とてもとてもわかりにくいとは思いますが、この小説は今回の大震災をあらゆる場所で経験した人、生きている人死んだ人、全てに向けて書いたものです。よしもとばなな」
私が読んだ日は選んだわけではなかったのですが、11日メモリアルデイの前日でした。
ばななさんの本の感想はいつも言葉にすることができません。
この本も本当にすばらしかったです!!
私も同じように感じることがたくさんあります。
大好きな作品です。
私の言葉で語るよりも、ぜひみなさんも読んでみて、心で感じ味わってください。
私の好きな京都の鞍馬や貴船、宮崎の鵜戸神宮なども出てきて、うれしかったです☆