昨日キキララちゃんを保護してくださった方からもメールをいただきました。
杉並・動物との共生ネットワーク で活動されている方です。
http://suginami-doubutu.com/
私も同感です。
動物も人間も命の重さに変わりはありません。
命を大切にする社会を創っていきたいと強く思います。
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今回の震災では、被災地の動物たちも本当に痛ましい状況で多数が命を落としました。
今も福島からはガリガリに痩せ細った動物たちが運ばれてきていますが、
今もまだ、人間の居なくなった町に取り残され飢え苦しんでいる動物たちが沢山居ます。
そんな状況下にあっても、多くの動物たちに避妊去勢手術が行われていないため、
現地で産まれている子犬や子猫が多数居ます。
東京のボランティアも被災地に行っているため、
今年は被災地の猫と東京の猫を両方保護しなければいけないという苦しい状況が続いております。
とても民間のボランティアでは手が足りず、全ての犬猫を救うことはできません。
今年は例年より保健所の殺処分数が上がってしまうのではないかと危惧しております。
現在、5年に一度の動物愛護法改正に向けて、環境省が意見募集を行っています。
今回はその中の一部の「動物取扱業」に関しての項目です。
このように書きますとあまり関係無い様に感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、
日本で1日あたり約1000匹の保健所による殺処分や、
遺棄される動物たちの多さには、ペットショップやネット販売などの安易な生体販売が大きな原因となっています。
現在の日本の動物愛護法には、ペットショップやブリーダー等に細かい規定が無く、
深夜に渡っての販売、安易な乱繁殖、生後間もない動物の販売、
挙句の果てに保健所への持ち込みなどが当たり前のように行われています。
私達の開催している譲渡会にも、
「ボランティア団体の譲渡条件が厳しいから、
こんなことならペットショップで買ったほうがいい」
という里親希望の方がいらっしゃいます。
そういう人たちがペットショップへ安易に流れることが、
さらに保健所の殺処分を増やす要因ともなっています。
これではどんなに民間の愛護団体やボランティアが頑張っても、
蛇口が閉まらなければ日本の動物事情は変わって行きません。
ひとりひとりの声は小さくとも、皆が声を合わせれば大きな力になります。
私達の里親さんになって下さった皆様は、ペットショップからの購入を選ばず、
保護猫たちに手を差し伸べてくださいました。
どのような境遇から生まれていようとも、みな同じ命であり、
かけがえのない家族になっていくことは皆様にもお分かりいただけるかと思います。
動物の命はお金で買うものではない、という考え方が当たり前になるように、
どうぞ皆様のご協力をいただけませんでしょうか。
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しめきりが近づいていますので、ご協力よろしくお願いします☆
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