武藤悦子のブログ

Over The Rainbow

ひなまつり


ひな祭りは
もともとは季節の節目の邪気祓い行事として
女の子のみならずみんなの幸福を願う行事でした。



3月の初めの「巳の日」に、
自分の身体を撫でて、穢れを紙に写して水に流す禊を行っていました。


巳(へび)のように脱皮して、新たに生まれ変わる
「新生の行事」でもあったのです。


へびはスピリチュアルな世界では、神聖さもあらわします。



昔から、季節や物事の節目には
災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていましたが、
桃には邪気を祓う力があるとされ、
様々な神事に取り入れられていたということと
旧暦の3月3日は桃の季節なので、「桃の節句」と呼ばれるようになったのです。


ちなみに、


この邪気をはらう桃という考えから
鬼(邪気)退治する桃太郎の物語が生まれたとも言われています。
また、桃は不老長寿の植物とも考えられ、
百歳(ももとせ)まで生きられるようにとの願いをこめて
桃の節句には桃花酒を飲む風習もあったそうです。



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桃の色は桃色、ピンク
ピンクはレッド、赤から作られます。


赤は魔除け、ネガティヴなものから護ってくれる色。


また、元気や活力を与えてくれる色でもあります。


三寒四温を繰り返しながら、だんだん春へと移行していく、
季節の変わり目の今の時期は体調を崩しやすいので、
桃色が元気を与えてくれるでしょう!


みんなのしあわせを願う日であるひな祭りは
ピンクとレッドの愛を生きる日にしましょうね。


白酒やはまぐりなどの白、ホワイトは浄化を表しますから、
まさに邪気をはらってくれますね。




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また
はまぐりは、対となる貝殻としか組み合わせることができないので、
「愛の絆の象徴」として尊ばれてきました。



菱餅やひなあられの色にも意味があり


桃の花を表す「赤」は 「魔除け」や「解毒」を


雪を表す「白」は 「子孫繁栄」や「長寿」や「清浄」を


新緑を表す「緑」は 「厄除け」や「健康」を表し


菱餅はこの3色を重ねて


「雪の中から新芽が芽吹き、桃の花が咲く情景」を表しているのだそうです。


 |  2011 年 2 月 28 日 |  記事のURL |  カテゴリー: カラー, 武藤悦子のブログ | 

プロフィール

武藤悦子
ハートと癒しのスクール(有)ディヴァ・ライト代表
英国オーラソーマ社公認ティーチャー&カラーケアコンサルタント
セラピスト養成ティーチャー
ブリッジコース教授資格を持つ世界で5人のオーラソーマティーチャーのひとり。
日本のオーラソーマ界をリードする草分け。
各種セラピーに精通し、セラピストとしても二十年以上のキャリアを持つ。
女神や天使、カラーやクリスタル、リヴィングエナジーフードなどさまざまなオリジナルセミナーを開催。
セッションやセミナーの受講者は5千人を超え、著名人にもファンが多い。
「オーラソーマパーフェクトガイド」他、多数の著書や雑誌掲載あり、海外で翻訳出版されるなどインターナショナルに活躍中。
たしかな知識と洞察と愛ある内容で多くの信頼を得ている。

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