今日は秋晴れのさわやかで気持ちがいい日でしたね。
太陽の光がきらきらと輝いて、気持ちも明るく晴れやかになりますね。
この季節になると、いつもセドナの秋を思い出します。
朝夕は冷え込むけれど、日中の日差しは強く、
きらきらと輝く光のシャワーをいっぱいあびているような感じがし、
夢のように心地が良かったのです。
そんなセドナである時期、住んでいた家の前に大きな銀杏の樹がありました。
黄色の銀杏の葉に、金色の光が降り注ぎ、それはそれはとっても美しかったです。
アメリカの雄大な自然に擁かれ、ピーンと気持ちよく張った空気の中で、
イエローやゴールドの光に包まれていた幸福な瞬間です。
日本ではまだ銀杏の季節には早いかな。
最近、紅葉も遅くなりましたからね。
もう少ししたら、神宮外苑前の銀杏並木のあたりに散歩にいきたいです☆
イエローやゴールドは幸せや喜びを与えてくれますね。
ちょうど今の時期、外を歩くと金木犀のかぐわしい香りに
思わず癒されますよね。
本当になんともいえない美しい香りです。
金木犀の色もゴールドです。
幸せな感じを与えてくれる色と香りです。
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ゲーテが銀杏についてこんな詩を残しています。
「銀杏の葉」
東洋からはるばると
私の庭にうつされたこの銀杏の葉は
賢い者の心をよろこばせる
深い意味をもっているようです。
これはもともと一枚の葉が
二枚に分かれたのでしょうか?
それとも二枚の葉がたがいに相手をみつけて
ひとつになったのでしょうか?
このようなことを思っているうちに
私はこの葉の本当の意味がわかったと思いました。
あなたは私の詩からお感じになりませんか
私が一枚でありながら あなたと結ばれた二枚の葉であることを
ゲーテは愛する人に、
ふたつに分かれているけれども銀杏が一枚の葉であるように、
私とあなたも本当は一枚の葉なのですよと伝えたかったのでしょうね。