手負いのけもの(傷をおったどうぶつ)は攻撃的。
それは人間も同じです。
傷ついている人は攻撃的になりやすい傾向があります。
それは攻撃が最大の防御だからです。
周りの人は敵ではありません。
だからそんなに自分を守ろうとしなくても大丈夫なのです。
まずはリラックスすることを心がけましょう。
与えるものは受け取るもの。
攻撃的なエネルギーで相手に接すれば、
相手の人もまたやさしいエネルギーを返してくれます。
やさしいエネルギーで相手に接すれば、
相手の人もまたやさしいエネルギーを返してくれます。
波動の法則ですね。
人がなぜ攻撃的になってしまうかというと、
それは愛に対する痛みや哀しみ、傷を持っているからです。
愛されない、あるいは愛されなかった傷が
本当は愛されることを切望しているにも関わらず、
皮肉にも、結局は愛されることから遠ざけてしまうのです。
愛されたかったら、愛されるような態度や言動を取りましょう。
そういう意味で成熟した大人になりましょう。
もしも攻撃的な人たちに出会ったなら、
ただ愛を与えてあげるか送ってあげてください。
もしも自分が攻撃的だと感じたならば、
まずはリラックスして、自分が周りから大事にされていることを思い出しましょう。
そして宇宙から愛されていると気づきましょう。
サボテンがどんなに愛されたい、抱きしめられたいと願ったとしても、
サボテンを抱きしめると、その棘で抱きしためた人も傷ついてしまいます。
よほど慈悲深い人でなければ、サボテンを抱きしめることはできないでしょう。
誰もが傷つきたくないからです。
だから自分でやさしく、サボテンの棘を抜いてあげてください。
手負いのけもののケアをやさしくしてあげましょう。
自分で自分を癒してあげることにより、
本当に求めて求めてやまないもの―愛―を手にすることができるのです。