日本では自殺者が12年連続3万人以上を超え、
家や自室に閉じこもって外に出ない「ひきこもり」が70万人いると言われています。
将来ひきこもりになる可能性のある「ひきこもり親和群」も155万人と推計され、
今後さらに増える可能性があるそうです。
また、「うつ病」を煩う人もめずらしくなく、
普通に「プチうつ」「うつっぽい」などの会話もされています。
最近は自ら「うつ病になりたがる人」も多く、社会問題になりつつあるそうです。
まだ若く人生の経験が浅く失敗したことのない人が、少しのことでつまずき落ち込んでしまい、自分をうつだと思ってしまったり、
受験や就職活動などの目先のことだけで生きてきてしまったために
アイデンティティがない人たちが、自分の生きる意味を考えすぎてしまい、
うつっぽくなったりする場合も多いそうです。
また新型うつとしては、物事をおおげさに考えすぎてしまったり、
完璧をめざしすぎてしまったり、
自分の感情や思い込み、思考にとらわれすぎてしまったり、
人の気持ちを深読みしすぎて過剰反応してしまい、
そこからうつになってしまうそうです。
これは、権利意識や自己主張が強く、他人を責めたり、励まされると怒ったり、
あまり挫折がなく生きてきた人間的に未成熟な人に多いそうです。
このような、うつや落ち込みなどの精神的な症状や神経系に効くカラーはイエローです。イエローは太陽の色。
太陽の光は私たちをポジティヴにオープンにしてくれます。
またイエローの対応するチャクラは太陽神経叢といい、神経を司っています。
ちょうどみぞおちのあたりになるので、イエローの部位にイエローのボトルを塗るかイエローのものを身につけるなどしてイエローを与えるといいでしょう。
イエローが活性化してきます。
イエローは喜び、幸せの色。楽しい色です。
うつっぽい時は、まずは楽しむことです!
思い切り笑う、自分が楽しいと思えることをまずは少しずつやっていきましょう。
少しずつでいいのです。
いきなり大きなことをしようとしずぎないこと。
少しずつでも楽しいことをやっていけば、だんだん元気になっていき、
生きる力や喜びが出てくるでしょう。
そして自分を見つめることをしていく必要があります。
なぜそのような状態になっているのかを知ることも大切です。
イエローはそのための明晰さを与えてくれます。
うつというのは落ち込んでいる状態ですが、
それは怒りがネガティヴな状態であるとも言えるのです。
怒りをパーッと外側に出すことができるのは男性的な陽、ポジティヴな状態ですが、
怒りを外に出すことができずに内側に溜め込んでしまう、これは女性的な陰、ネガティヴな状態です。
うつや落ち込みの時、太陽が沈んでしまって真っ暗闇にいるような感じを感じる時は、
もしかしたら怒りや哀しみなどの感情が押さえ込まれているのかもしれません。
怒りの背後には哀しみがあります。
怒りを外に表現できずに溜め込まれている状態がうつともいえるのです。
(2)に続く・・・