以下はしばらくごぶさたしている間に書き溜めたものを今回まとめてみました。
少々長いので、気長に読んでみてくださいね。
<コミュニケーション&人間関係について>
コミュニケーションは誰にとってもチャレンジです。
人間関係の問題は多くはコミュニケーションのまずさから起こっているといえるくらいです。
まず表現方法は人それぞれである、ということに気づきましょう。
悟っている人でもなければ、自分の発している言葉に気づいている人は少ないでしょう。
そう、世の中の人はみんな悟っていない、発展途上人なのです。
自分がどんな言葉を選んでいるか、何を話しているかに意識的な人は少ないと思います。
人はネガティヴになりやすいものです。
人に対しても無意識にネガティヴな表現の仕方を取っていることが多いものです。
つい人を悪く言ってしまう時は、こころが疲れている時かもしれないですね。
自分の中に不安や恐れがあると人を非難しがちになるのです。
人が自分に悪意を持っていると受け取りすぎないこと。
ただその人は無意識である、気づきのない状態であるのだということです。
また周りの人の言葉をネガティヴに取りすぎてしまう人も多いので、
注意しないといけないですね。
誰かが、自分を否定する言葉を言ったとしましょう。
自分がそうだと思っているなら、それを受け入れるでしょうし、
そうは思っているけど、認めるのがいやな場合は怒って否定するでしょう。
でもそれを自分のこととして受け取らなければ、その影響を受けることはないのです。
また、うわさによって傷つくこともありますね。
人はうわさをせずにはいられないもの、ということを覚えておきましょう。
必ずしも、悪意があるとはかぎらないということも。
人の助言やアドヴァイスを聞く時に、ネガティヴにならないことが大切です。
悔しい、悲しい、辛い、頭に来るなどの感情や
馬鹿にされた、否定されたなど、プライドの問題を超え、
それを糧にし、自分の成長のために助言を取り入れること。
それができれば、大きな成長を遂げることができ、
結果的にそれをサポートしてくれた苦い助言にも感謝できるようになるのです。
私はアメリカのTVのオーディション番組を見ることが多いのですが、
歌でもダンスでも審査委員の先生の助言を、怒ったり、拗ねたりせずに、
素直に取り入れ、それを成長の糧とした人が成功していくのだと見ていて思います。
ネガティヴをポジティヴに活かしていくことが鍵です。
また、私たちはあとからあれこれ思ってしまったり、
あとから気づいて人にいろいろ言ってしまうことがありますよね。
でもそれはグチになってしまったり、よく受け取ってもらえなかったりします。
そのことで「なんであの時言ってくれないの?」
「なんで今更?」的な反応を呼んだります。
だから、「その時、その場で、その人と」をスローガンに
その時にその場でその人に思ったことを表現する練習をしましょう。
あとで、別の場で、別の人に話すから話がややこしくなるのです。
また、それぞれの人の意見は違って当たり前です。
みんな自分と同じ考え方をするわけではないし、
最初からそう思って接すると驚きもせず、腹も立たず、
むしろおもしろいとさえ、思えるようになってきます。
お互いの違いを認められるようになることも大切ですね。
パブリックスピーチに気を配りましょう。
ただ実際の社会では上下関係があり、仕事関係では特に力関係というものが存在します。
立場をわきまえた上で、発言、行動することが大切です。
自分の立場、立位置がわからない人は社会の中では周りの人を困らせてしまうことも多いので気をつける必要があります。
会社や仕事、取引先など、気心は知れているかもしれませんが
それでもやはり公の場で話す時は、節度を持って話すことが大切です。
感情を入れずに、誠意を持ち話しましょう。
社会性を持つことも大事ですね。
「親しき仲にも礼儀あり」なので、立ち入り過ぎないこと、
自分の問題に人を巻き込まないことも必要です。
―そうは言ってもコミュニケーションは難しいです。
同じ日本語を話しても共通言語を持たないと感じたり、
銀河系からやってきたんじゃないか?と思う人がいたり…(笑)。
虫の居所が悪いとか、お腹がすいてたとか、
いやなことがあったとか、相手の人がストレスを感じていたために
感じの悪い態度になっているという場合も多々あるので、
コミュニケーションがうまくいかなかった場合でも
すべて自分のせいだと思いすぎる必要もないでしょう。
人生は不条理です。
ひとりひとりの魂の学びのためのテーマは違うので
その人の人生に起こることもまたそれぞれです。
本来そこにはいい悪いはないのですが、
私たちはつい比較してしまうので、そう見えてしまうこともありますね。
私たちはこの地球という学校に魂の学びのために入学しました。
地球学校の特徴は、幼稚園児から大学院生までが同じクラスルームで学ぶことなのです。
人種、肌や目や髪の毛の色、言語や風習、宗教など外側のものが全部違うのと同じように私たちの内面の考え方や感じ方、物の見方や信念や概念もまた全部違うのです。
だから、「人間関係はうまくいかなくても当たり前!」と思いましょう。
そうしたら、うまくいったら楽しみ、喜び、感謝して
うなくいかなかったとしても悩みすぎなくなりますね。
英語の表現で、何か失敗をしたり、うまくいかなったときに
It's not the end of the world.
という言い方をよくします。
そう、この世の終わりじゃないんだから、
あまりシリアスに受け止めすぎずに、受け流し、笑い飛ばせたらいいですね。
または、何かネガティヴなことがあった時に「気にしない」と声に出して
自分に言ってあげるのもいい方法です。
壊れてしまう人間関係ならば、それはそうなるべきだったものなのでしょう。
ネガティヴなことがあっても、それでも壊れないものがあるのです。
その絆を深めていくことが、私たちの人生にとって大きな意味があり、
人生に喜びと豊かさを与えてくれるのです。
生きていくということは、はずかしいことの連続です。
道に迷ったり、失敗したり…。
知ってか知らずか、人にも迷惑をかけることも多々あるでしょう。
その時は素直にあやまればいいのです。
また迷惑をかけられることもあるでしょう。
お互いさまなのですね。
だから人にもやさしくなれるのです。
その時は許すことを学びましょう。
いつも自分を高めていこうとすること、
意識的に生きていこうとするその姿勢が美しく、尊いのです。
新しい自分を生み、育てること、自分を教育すること。
-それがスピリチュアルな生き方なのです。
<浄化と純化>に続きます。