<動物たちの癒しのエネルギー>
いぬのウィニーは数年前に3ヶ月ほどいなくなってしまった時期があったそうです。
どこを探しても見つからないし、もうだめだとあきらめかけた時、帰ってきたのだそうです。
足にけがをしていて、やせこけて、ぼろぼろになっていたので、おそらく交通事故に会い、その人が見つからないようにどこかに連れ去り、
ウィニーは、回復を待ち、そこからがんばって家まで戻ってきたのではないかということでした。
なんと健気なのでしょう!
動物たちはいつも一生懸命に生きています。
その姿は美しく、強く、尊さを感じます。
動物たちは人間が大好きです。愛を与えてくれる人間のことは絶対に忘れません。
いつも動物たちが無邪気に寄ってくる様子はかわいく、しあわせを感じます。
本当に癒されていくのを感じます。
親戚の家にはわんちゃん1匹(ウィニー/もう1匹は亡くなってしまいました)と
ねこちゃん6匹(ココ、タイガー、モーリー、ブッダ、ヴィットローフ、シンバ/
ねこちゃんも2匹この世を去っていました)がいるのですが、ゆっくり遊べてとても楽しかったんです。
毎日がねこカフェ状態(笑)でした。
ねこカフェが人気なのもうなずけますよね。
動物にふれることは実は人間にとって大切なことなのだと思います。
私は以前に
「刑務所の囚人を隔離するのではなく、動物にふれさせてあげれば変わるのに」
という夢を見たことがあります。
動物にふれることによって癒されるのです。
そこから命を慈しむやさしい気持ちが生まれてくるのです。
さて、親戚の家のモーリーちゃんというねこが、
胃がんにかかっていて
きつねさんのような細い顔になっていて、とってもかわいそうでした(涙)
前に会ったときはふっくらしていて、とってもかわいい子だったのに…。
いつも食べても食べてもおなかがすくらしく、食べ物をねだっていたので、私もモーリーによくごはんをあげていました。
だっこして、モーリーの名前を呼んで、撫でてあげると
モーリーはゴロゴロとうれしそうに喉を鳴らしていました。
2週間の滞在でしたが、数日もすると
モーリーは朝私が起きてくるのを階段の前で待っていてくれました。
散歩に行きたいウィニーと一緒に待っているこの光景は忘れられません。
モーリーが膝にのってきたり、甘えている様子は
本当にかわいく、けなげで、もっと一緒にいられたらなぁと思いました。
できるだけのことはしてあげたいと思い、私なりにできることはしてきました。
モーリーと心の交流をするうちに、
またねこを飼って、かわいがりたいなと自然と思うようになりました。
生と死は表裏一体であり、避けることのできない、自然なものであるということを
そこにいるわんちゃん&ねこちゃんたちを見て、自然に受け入れられるようになってきました。
そして、私がねこちゃんのたちの役に立てるなら、またねこと暮らしたいし、
動物たちのための活動をもっとしていきたいなと思うようにもなりました。
そういう意味でもモーリーとの出会いは、天からの贈り物だったと思います。
モーリーが私を癒してくれ、大切なことを教えてくれたのです。
今もがんばって生きているモーリーに毎日、愛を送っています。
ジョイをお墓に入れてあげようと気持ちの整理もできてきました。
ジョイのことを考えるとまだまだ切ない気持ちがします。
特に最期の日々が辛かったので…。
でも、だいぶ楽になりました。
私とジョイの絆は切れることはないし、私のジョイへの愛は尽きることはありません。
<<イスラエル滞在記 パート3>>に続きます。お楽しみに!