武藤悦子のブログ

Over The Rainbow

スティーブ・ジョブズ氏の言葉


アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏が亡くなりましたね。


彼のミニマムなデザインとシンプルな操作性には、
禅の影響があるのではないかとも言われていました。


 


彼は若い頃、インドに旅して仏教に触れ、
1970年代にカリフォルニアの禅センターに通って、
禅の学びを深めたそうです。


 


そんな彼が以前、講演で語った言葉です。


 


「ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ。」


 


「古きものは消し去られる」


 


「時間を無駄に過ごしてはいけない」


 


「自分の心と直感に従う勇気が大切だ」


 


 


「過去33年間、私は毎朝鏡の中の自分に向かって


 『もし今日が自分の人生最後の日だったら、
   今日やろうとしていることをやりたいと思うだろうか』


と問い掛ける。


 


そして答えが「ノー」の日が続いたら、何かを変えなければいけないと思う。


 


自分はいつか死ぬと思い続けることは、私が知る限り、
何かを失うかもしれないという
思考のわなに陥るのを防ぐ最善の方法だ」


 

 |  2011 年 10 月 7 日 |  記事のURL |  カテゴリー: 仏教, 伝えたいこと, 最新情報, 武藤悦子のブログ | 

関西ツアー~鞍馬山 祈りの言葉


 
  月のように美しく
  太陽のように暖かく
  大地のように力強く


  尊天よあふるる恵みを与えたまえ

 
 
 
 
 


 
 
 
尊天とは宇宙の大霊であり
大光明であり
万物を生かし存在させてくれる宇宙のエネルギーであり
愛と光と力となって現われるといわれています。


 
愛を月 
千手観世音菩薩光を太陽 
毘沙門天王力を大地 
護法魔王尊の姿であらわし


その三身を尊天と称します。

 
 
 

 |  2011 年 9 月 15 日 |  記事のURL |  カテゴリー: つながる, セミナー報告, 仏教, 武藤悦子のブログ, 魔法の言葉 | 

Life and death~ライフ&デス


13日(土)のお盆の夜に
[セイクレッド バランス~二元性を超えてシリーズ]の
Life and death~ライフ&デス」を行います。
ちょうどこの日の夜中(正確には14日の早朝3:57)に満月を迎えるので、
きっと特別な夜になると思います!


 


仏教では「生老病死」と言って、
人が決して避けることができない4つの苦しみがあると考えます。
生まれることも苦しいし、老いていくことも苦しい。
病気になることも、死ぬことも苦しい。
そんな避けることができない苦しみを超えるためには
二元性を超えていくことが必要なのです。


 


生と死は光と影、コインの裏表のようにひとつのもの。
どちらかひとつだけでは成り立ちません。


 


私たちがここに生まれて生きているということは、
いつかは死んでいく ― それが真実なのです。


 


しかし、肉体が滅びても、「決して死なないもの」があります。
私たちは決して生まれず決して死なない存在であるからです。
そこに気づきを持てば、人生の質が変化します。


死を意識することによって、「生」が輝きだします。
自分の在り方、生き方が変化します。
生きることの豊かさやあたたかさを感じ、
感謝の気持ちを持つことができるようになるでしょう。
生きることの喜びをもっと感じることができるようになるのです。


 


よく生きることがよく死ぬことにつながっていきます。
一生懸命生きたなら、笑ってこの世を去ることができますね。
そんな人生を送りましょう。


 


愛する人を死によって失ったときには、
うめることのできない深い哀しみも経験するでしょう。
その痛みに満ちたプロセスは影の部分のようなものであり、
人生には不可欠なことです。
そこから、慈悲の気持ちが生まれてくるのです。
悲しみを経験した人が慈しむ心を持つことができるのです。


 


人生の旅をする上で、
本当に必要な智恵を学ぶ機会です。
ぜひいらしてください☆


 

 |  2011 年 8 月 12 日 |  記事のURL |  カテゴリー: 仏教, 伝えたいこと, , 武藤悦子のブログ, 満月 新月 月にまつわるいろいろ | 

花まつり

4月8日は、お釈迦さまのお誕生日で花まつりと言われています。
花まつりは、お釈迦さまの誕生のお姿を安置し、
お花でいっぱいにし、甘茶をかけて祝う行事です。



今から2500年前、ヒマラヤのふもと、
カピラ国の王子さまとして色とりどりのお花が咲いているルンビニーの花園で生まれました。


その時美しい音楽が響き渡り、天界の龍王が甘い香りの雨、
甘露の雨を天からそそいで祝福したという伝説があります。


お釈迦さまは生まれた直後に周囲を見わたし、
七歩歩いて右手を天に指し、左手を大地に向けて
「天上天下唯我独尊」と言ったと言われています。


 
「天上天下唯我独尊」とは、
この宇宙の間に自分より尊いものはない、
私たちひとりひとりが宇宙にただひとつしかない命をいただいている
尊い存在だという意味です。


 
この日は、私たちひとりひとりのかけがえのない命の尊さを改めて知り、
すべての存在のしあわせを願う日でもあるのです。


花はかよわい存在ですが、天と地の恵みに支えられて美しく咲きます。
人もまた花と同じように天と地に支えられ、生かされている
かけがえのないいのちを持った存在なのだということに気づきを持つ日でもあります。


 
また、甘茶を母乳と見たてて母性をたたえる日でもあるのだそうです。


そしてまたこの日は、愛と美の女神、ヴィーナスの日としても知られています。
1820年、エーゲ海のメロス島で畑の中からヴィーナス像が発掘されました。
この像は「ミロのヴィーナス」として知られており、
紀元前100年頃に作られたとされています。
太古より女神は
母なる大地、母性の象徴として崇拝されてきました。


春の宵、甘茶をいただきながら、命を育む母性と内なる女神に滋養を与えましょう。
私たち女性が命を育み、この地球の命を護る存在なのです。


オーラソーマの瞑想にも引用されている
お釈迦さまの「スッタニパータ」の祈りの言葉とともに
命の尊さをこころに深く感じながら、
すべての生きとし生けるものに
愛とやすらぎの光を送る瞑想をしましょう。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「スッタニパータ」より お釈迦さまの祈りの言葉


 


生きとし生けるもののすべてが安楽で、平穏で、幸福でありますように。


いかなる生命、生物でも、動物であれ、植物であれ、


長いものも、大きなものも、中くらいのものも、短いものも、
微細なものも、少し大きなものも、


また今ここにいて目に見えるものも、見えないものも、
遠くにいるものも、近くにいるものも、


すでに生まれたものも、これから生まれるものも、


一切の生きとし生けるものが幸福でありますように


 

 |  2011 年 4 月 8 日 |  記事のURL |  カテゴリー: 仏教, 命を尊重する生き方, 武藤悦子のブログ | 

仏教シリーズ~薬師寺で写経


昨年、おおみそかの夜は
夫と友人と薬師寺 東京別院にてお写経しました。


とっても静かで厳かな気持ちで一年をしめくくることができて、とってもよかったです。

 

    

 
 


そのとき写経した般若心経は、「ハートスートラ」と言われています。

 


本当に深くすばらしいお経なだといつも思います。


お経を書いていると心が落ち着きますね。

 


薬師寺 東京別院は、五反田にあるので
ディヴァライトからもとても近いんですよ。

 


機会があったら、みなさんもぜひいらしてみてくださいね。


お写経もいつでもさせていただけるようですよ。

 

 |  2011 年 3 月 6 日 |  記事のURL |  カテゴリー: 仏教, 武藤悦子のブログ | 

食前の言葉


昨年夏ごろから、ご縁ができて、
奈良の薬師寺 東京別院のほうに足を運ばせていただく機会が何回かありました。

 


この写真は仏像の勉強を教えていただいたあとに
特別に朝がゆをいただいた時のものです。
とってもおいしかったです。

 

 


そのときにありがたいお言葉もいただきました。
おかゆをいただく前に唱えるのだそうです。


とてもすばらしいので、みなさんにもシェアしたいと思います。

 

 


食前の言葉
五観の偈
六方礼拝
かたよらないこころ


薬師寺

 
 
 


一には 功の多少を計り彼の来処を量るべし
二には 己が得行の全と欠と多と減とをはかるべし
三には 心を防ぎ過を顕すは三毒に過ぎず
四には 正しく良薬を事として行苦を救わんことを取る
五には 道業を成ぜんが為なり世報は意に非ず

 


東を向いて お父さんお母さんご先祖さま
南を向いて 人生こしかた先生
西を向いて 夫 妻 子供 兄弟姉妹
北を向いて 友だち
下を向いて 仕事を手伝ってくださる人々
上を向いて 神佛

 


謹みて六方を礼拝し奉る
よろこびと 感謝と うやまいの
こころをもって いただきます

 
 


かたよらない こころ
こだわらない こころ
とらわれない こころ
ひろく ひろく
もっとひろく
これが般若心経
空のこころなり

 

 |  2011 年 3 月 5 日 |  記事のURL |  カテゴリー: 仏教, 命を尊重する生き方, , 武藤悦子のブログ | 

仏教シリーズ~遊戯三昧(ゆげざんまい)


禅語で遊戯三昧(ゆげざんまい)という言葉があるそうです。



禅の世界では
お洗濯やお料理、お裁縫など
日常生活に関わることはすべて自分で行います。
それを「仕事」と思ってするのではなく
「遊び」のように楽しんで行いましょう、という意味だそうです。


そのときその場で行うことに
最大限深く入ってそれを楽しみなさい、ということです。


「楽しいことをする」のではなく「することをすべて楽しむ」と発想するんですね。



オーラソーマは古今東西、いろいろな文化や伝説、物語や宗教とも関連していますが、
仏教の考え方もたくさん生かされているんですよ。


オーラソーマでもB8のアヌビスのメッセージに


「羽のように軽やかに生きましょう。
そうすれば光の世界に旅立つことができます。
そのためには好きなことをするか、していることを好きになりましょう」というものがあります。


まさにこれは遊戯三昧と同じメッセージですね。


せっかく生まれてきたのだから、できるだけ好きなことをしたいですよね。
好きなことをしているときは、心が羽のように軽やかです。


でもそうはいっても生きてるかぎりしなくてはいけないことがたくさんありますよね。


そんなときは、していることを楽しみましょう。
そうしたら、心が羽のように軽やかになるでしょう。


 |  2011 年 3 月 4 日 |  記事のURL |  カテゴリー: 仏教, 武藤悦子のブログ | 

プロフィール

武藤悦子
ハートと癒しのスクール(有)ディヴァ・ライト代表
英国オーラソーマ社公認ティーチャー&カラーケアコンサルタント
セラピスト養成ティーチャー
ブリッジコース教授資格を持つ世界で5人のオーラソーマティーチャーのひとり。
日本のオーラソーマ界をリードする草分け。
各種セラピーに精通し、セラピストとしても二十年以上のキャリアを持つ。
女神や天使、カラーやクリスタル、リヴィングエナジーフードなどさまざまなオリジナルセミナーを開催。
セッションやセミナーの受講者は5千人を超え、著名人にもファンが多い。
「オーラソーマパーフェクトガイド」他、多数の著書や雑誌掲載あり、海外で翻訳出版されるなどインターナショナルに活躍中。
たしかな知識と洞察と愛ある内容で多くの信頼を得ている。

>> DivaLight Official HP

過去の記事

© Copyright 2002-2009 Diva Light Co.